なぜ、私だけ?…
同年代のお友達には不思議と見当たらない。
両頬に蝶のようにもやっと広がる黒い影…
そうそれは肝斑です。
肝斑治療の飲み薬のテレビCMでなんとなくその名を知ってはいましたが30代頃の私には全然他人事。
40歳を迎えたころから鏡を見て自分の頬に出現したものを
自覚した時には本当にショックでした。
それから同年代の方の頬が気になって人に会うたび勝手にスキンチェック。
でも不思議と私の周りに肝斑の目立つ人はいませんでした。
他人の肌が羨ましく自分の肌体質を恨むばかり…
化粧下地やファンデーションにコンシーラーを重ねても不自然に分厚くなるばかりで全然隠せません。
スキンケアで何とかしようと思いましたが、コストがかかりそうだしはるか遠い道のりのような気がして手を出せずにいました。
ネットでいろいろと調べに調べ、手っ取り早く肝斑向けのレーザー治療を受けよう!と思いスキンクリニックへと相談に行ってみました。
診察の結果、ドクターからは
「う~ん、一時的には消えますけどあなたの場合、また現れますね」…という悲しいお言葉。
その代わりにドクターが提案してくれたのがトラネキサム酸を飲むという治療法。
そう、かつてテレビCMで耳にしていたあのお薬と同じ成分の医薬品です。
診察は手間ですがクリニックで処方せんをいただいてから薬局で買うほうが市販のものよりも
成分が多く価格も手ごろでした。
祈る思いで指示通りに続けていくと、効果はバッチリありました!
自分の目で見ても確実に もやっとした影が薄くなっていて肌全体が明るくキメが整い
お化粧乗りもとても良くなっているのがわかりました。
ただ、飲み方にルールがあってとにかく忘れずに続けて飲まなければいけない。
2か月たったらいったん中止して期間を開ける。
ということを守らなければいけないのが少々面倒です。
それでも効果がはっきりと表れるので多少の面倒は許容しなければ。
更年期を過ぎると自然と出現しなくなる、と聞きますので
それまでの間はお付き合いを続けていこうと思っています。